CryptoScore Pro

ビットコイン、4月は12%上昇で終了 MicroStrategyは2025年7月以来初の月間プラスを記録

## **背景** ビットコイン(BTC)は2026年4月を好調に終え、12%の上昇となりました。また、BTCの主要な機関投資家保有者であるMicroStrategy(MSTR)は、2025年7月以来初めての黒字月を記録しました。このパフォーマンスは、BTC ETFへの資金流入の回復と、マクロ経済の緊張の緩和を背景としています。ただし、オンチェーンデータによると、この上昇は一部が投機的なものである可能性があります。 ## **主な詳細** - **BTCのパフォーマンス**: 4月に**+12%、変動の激しかった3月の後、76,500ドルで終値となりました。 - **MicroStrategy**: MSTRは4月に**41億ドル相当のBTCを保有資産に追加し、総保有量は226,331 BTC(約173億ドル)に達しました。 - **ETFの資金流入: 現物BTC ETFは4月に20億ドルの純流入を記録しました(別記事を参照)。 - オンチェーンデータ: 清算されたショートポジションは増加したものの、アクティブアドレスと現物取引量は横ばいです。 - マクロ環境: 2026年6月に利下げが見込まれており、リスク資産を支えています。 - 主要な規制発表や基礎的なカタリストはありません。 ## **市場への影響**…

ビットコイン(BTC)は2026年4月を12%の上昇で終え、3月の大きな値動きを経て76,500ドルで月を終えました。この動きは、ビットコイン現物ETFへの資金流入の回復と、マクロ経済面での緊張の緩和を背景としています。一方で、オンチェーンデータでは清算された売りポジションの増加が見られる一方、アクティブアドレス数と現物取引量は横ばいで推移しており、この上昇には投機的な側面がある可能性を示唆しています。 4月に起きたこと 機関投資家として最大のビットコイン保有企業であるMicroStrategy(MSTR)は、2025年7月以来初めての黒字月を記録しました。同社は41億ドルのビットコインを貸借対照表に追加してBTCへのエクスポージャーを強化し、保有総数は226,331 BTCとなりました。推定価値は173億ドルです。この買い増しは、今月のビットコイン現物ETFへの20億ドルの純流入によって、すでに好調だった環境をさらに後押ししています。 マクロ経済面では、2026年6月に米連邦準備制度(FRB)が利下げを行うとの見方がリスク資産、中でもビットコインを支えました。ただし、この上昇の勢いを説明するような重要な規制面の材料や基礎的な発表は確認されていません。 なぜ重要なのか 4月のビットコインの12%上昇は、長期にわたる値固めの局面の後に生じた テクニカルな反発を反映しています。もっとも、ETF以外に強固な現物需要が見られないことから、短期的な調整リスクが残ります。株価がビットコインと強く連動しているMicroStrategyはこの流れの恩恵を受けていますが、原資産の長期的な下落に対しては依然として脆弱です。 機関投資家はビットコインへの間接的なエクスポージャーとしてETFを好む傾向があり、そのため価格への即時的な影響は限定的です。上昇トレンドを確認するには、現物取引量の増加と「クジラ」(大口保有者)による買い集めが必要になるでしょう。月次終値が 78,000ドル を上回れば、この回復が確かなものとなる可能性があります。 注目すべき点 5月のオンチェーンデータ、特にアクティブアドレス数とクジラの資金フローの推移です。 2026年6月に予定されているFRBの金利に関する発表です。 ビットコインの月足終値が78,000ドルを上回り、上昇トレンドが確認されるかどうかです。 スポット取引量とビットコインETFへの資金流入の推移です。これは機関投資家の需要を示す重要な指標です。 MicroStrategyの動向です。同社の業績はビットコインの価格と密接に連動し続けています。